医師会について
主な対外的事業
南あわじ市健康大学講座
毎年5月から11月にかけて、南あわじ市健康大学講座が開講されています。医師会員による講演を中心として、その他に衛生施設等での施設見学を行い、毎年最終日は特別講演として著名な講師をお招きして医療に関係する話題をわかりやすくかつ興味深くお話いただいております。
平成28年度は、第38回南あわじ市健康大学講座特別講演として、11月17日（木曜日）午後3時より、南あわじ市湊地区公民館（旧西淡公民館）で正木明氏（気象予報士・防災士）をお招きし、「バイオウェザー～身体（からだ）と気象～」を予定しております。
特別講演は、一般の皆様にも無料で公開していますので、奮ってご来場・聴講をお願いいたします。
病診連携システム
地域の病院と診療所の病診連携はもとより、淡路地域の基幹病院としての兵庫県立淡路医療センターとは、地域医療連携室を通じて、かかりつけ医としての診療所、地域の病院、兵庫県立淡路医療センターの連携をスムーズに行い、効率的な、安心の出来る地域医療に務めています。
救急体制のシステムづくり
南あわじ市の時間外の医療システムとして、日曜、休日、お盆、年末年始には休日応急診療所において、また、平日夜間には南あわじ市内病院の輪番制診療を実施しております。（救急医療参照）
小児救急は、淡路小児科医会の協力で「日曜、休日、年末年始」は洲本応急診療所において、9時から17時までで救急患者の対応を行っております。年間を通じて、深夜の小児救急については、22時から翌朝6時までは、「深夜小児救急在宅輪番制診療」を下記要項で行っています。
・対象は、15歳以下の小児内科疾患限定
・診療内容は診察みで、インフルエンザ、溶連菌等の迅速検査を含め 検査は実施しない。
・処方は、解熱剤、抗けいれん剤、制吐剤等の頓服使用のみで、内服薬の処方は行わない。
・当日会計はせずに、預かり金として5,000円徴収。
・入院が必要であると判断した患者は、兵庫県立淡路医療センターに紹介。
予防接種
南あわじ市では、個別に医療機関で予防接種を行っています。個別で行う定期予防接種は、麻しん・風しん（MR）BCG、四種混合、二種混合、日本脳炎、ヒブワクチン、小児肺炎球菌、子宮頸がんワクチン、水痘ワクチン、B 型肝炎、高齢者インフルエンザ、高齢者肺炎球菌ワクチンです。 任意接種ではおたふくかぜに南あわじ市より補助があり、個別に委託医療機関にて接種しております。
乳幼児健診
南あわじ市では、4ヶ月健診、10ヶ月健診、1歳6ヶ月児健診、3歳児健診、5歳児健診に医師会会員の小児科医が出務し乳幼児健診を行っています。1歳6ヶ月健診、3歳児健診、5歳児健診には臨床心理士が配置され心のケアも行っています。
産業医活動
南あわじ市医師会では、「日本医師会認定産業医」が
1）淡路地域産業保健センター事業に協力し、
2）個別の事業所に産業医を紹介しています。
介護保険
少子・高齢化社会を迎え、老後の生活には従来の医療だけでの対応では不十分であるため、医療・福祉の連携のもとに新たな高齢者の介護システムとして、平成12年4月から介護保険制度が運用されるようになりました。介護保険制度での医師および医師会の役割は、
1）かかりつけ医による介護保険申請および更新のための医師意見書の作成、
2）介護保険認定審査会への参加、
3）望ましい介護計画作成のため、ケアカンファレンスでの意見交換などです。
淡路島内感染症サーベイランス
淡路小児科医会の協力で淡路島内の感染症発生状況を調査し、週単位で集計し医師会会員に提供しており、当ホームページ上にも公開しております。（島内感染症発生状況参照）