医師会概要
医師会プロフィール

医師会会長挨拶

 平成20年4月より橋田会長より引き継ぎを受けました。前会長の方針を受け継ぎ、小さな医師会では有りますが、その特性を生かした小回りのきく、地域に密着した医師会で有りたいと思っています。最近の地域における医療環境の悪化に伴い、淡路島にも地域医療崩壊の危機が迫っております。地域にお住いの方々が安心して適切な医療を受けられるよう、そして医療機関も自信を持って医療を行えるよう、「和をもって地域医療を守る!」をスローガンに、医師会会員の力を結集して努力していきたいと思います。その為にも、地域の病院、県立淡路病院、そして患者さんが希望する病院と診療所(かかりつけ医)が協力し合って連携し、迅速で、無駄の無い、効率の良い医療を目指したいと考えております。急速に高齢化が進んでおりますが、いつまでも住み慣れた場所で、住み慣れた家での安心した生活を継続できる事を、又安心して子育て出来る地域社会であることを強く願っております。

南あわじ市医師会 会長 高田 育明

歴史・沿革

戦前より旧三原郡医師会は先輩医師たちによって組織されていましたが、戦後すぐに新制医師会を組織し、地域医療の充実に努力してきました。病院も開院し、会員も若い会員がだんだん増えてきて、和やかな中にも若い熱気があふれています。

平成17年1月、旧三原郡4町の合併に伴い、旧三原郡医師会も南あわじ市医師会として新しく出発しています。
(旧三原郡医師会の沿革については下記を参照してください)

○旧三原郡医師会の沿革

明治18年の三原郡の医師数は37人であった。現存する資料によると三原郡医師会は大正12年3月5日設立とある。

大正6年度の三原郡郡勢要覧に、三原郡医師会、会員31人、6年度予算135円の記載があり、又その他の資料より設立がそれ以前にもある事が推定される。

昭和17年2月国民医療法が発布され、医師会は官制医師会となり、県医師会に直属し、兵庫県医師会三原郡支部となった。当時の医師会は、戦時態勢のもとに運営され、医薬品の配給、救護活動等が行われ た。

昭和22年11月1日に現在の社団法人三原郡医師会が設立された。当時会員数38名、会長土井一二であった。

昭和26年土井一二会長に次いで秦俊章が2代目会長となり、3代目島野義房、4代目橋田英彦、5代目河崎与一郎、6代目富本幾文、と続き大森弘之現会長は7代目である。

3代目島野義房会長は、三原郡医師会長26年、県医師会理事10年、その他要職歴任、昭和53年4月29日に勲5等双光旭日章を受章された。

新制医師会発足当初は終戦直後であり、物資不足の時代で、当時の医師会長は医薬品の会員への配給が大きな仕事であった。又紙も不足、紙質も悪く、会員への通知も自家用に印刷された用紙の裏に謄写版で印刷されたものであった。しかし日常診療はもとより予防接種など地域住民への保健活動も行っていた。当時は伝染病も多く、伝染病が発生すると各町村の隔離病舎(避病舎)に患者を収容し、会員が出向き診療に従事した。

昭和31年に県立淡路病院が洲本に開設され、同時に淡路広域行政(伝染病)事務組合が設立され、この伝染病棟に収容されるようになった。

昭和30代の主な事業としては、32年4月郡医師会互助会設立。37年4月緊急救助隊の編成がある。

昭和43年6月に郡内一円(主として南淡町、緑町)に赤痢が集団発生、患者数198名となり、赤痢対策本部を設置、南淡町は北阿万保育所を、緑町は広田中学校校舎を臨時隔離病舎として患者を収容、三原郡医師会会員が交替でその治療にあたった。

昭和40年代に休日・夜間における医療機関の休診が一般化して来た。そのため地域住民の要望に対応し、昭和53年4月1日に、賀集八幡に三原郡休日診療所を開設、三原郡医師会会貝が交替で診療に従事する事となる。

昭和54年6月三原郡健康大学講座開講、会員が講師となり、地域住民の健康教育を行うことになり、以来毎年実施している。

昭和55年学童心臓検健診開始、毎年継続実施。 医師会設立当初より理事会の開催は不定期であったが、昭和55年代になって毎月1回定例理事会を開催するようになる。

昭和57年6月に淡路地域医療センター医師会病院を設立すべく、淡路医師会が発足、当時の三原郡医師会長河崎与一郎が初代会長となり、医師会病院の設立に尽力、以来3年有半、先進医師会病院の見学、シス研医療実体調査の依頼など、又当時の中田富士男県医師会長も来島その設克に協力されたが、実現に至らなかった。

医師会事務所は当初より会長宅におかれていた。そのため会長の交替毎に事務所が変っていた。そこで昭和63年7月1日に現在の三原郡医師会事務所を開設、常勤職員をおくこととなった。

昭和60年代に100床クラスの民間病院5個所開設され郡内は勿論近辺の地域の医療に頁献するようになる。

昭和63年より会員の生涯教育の一環として三原郡医師会臨床談話会を発足、現在も引き続き行っている。

医師会の活動は前記の外に乳幼児、学童、生徒の健診、予防注射、住民検診とその事後指導、各種ガン検診等がある。

三原郡医師会の伝統は“和”であり、歴代会長以下会員一致協力、加えて近年世代 交替が進み、活力が生じ、将来が期待される。